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2005.06.03

ブラスの祭典3

ブラスの祭典(3)
佐渡裕&シエナ・ウインド・オーケストラ

CD(2005-05-25)
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ

 店頭で買ったら佐渡氏のポスターも付いてきたんだが、……あついな(漢字変換は任意で)。

 選曲が渋いというか、狙っている年齢層がやや高めな印象。
 演奏は全体的には普通。……とさらっと言ってしまったらいけないのかもしれないが、とくにつけるべき形容詞は見つからない。

 2曲目の「高度な技術への指標」は、課題曲だというし現代的な曲なのかと思っていたらバリバリポップスだった。思わず笑った。違う曲名がついてたら、「ディスコ・キッド」みたいにもっとコンクール以外の場で演奏される機会も多くなったんじゃないかな。曲としていいかどうかと聞かれたら、なんだかなーって印象だけど。

 5曲目の「風紋」は、テンポが上がってから、バックのトロンボーンがちとやりすぎではないですか、と思った。あれはあれでアリかもしれないが、好みではない。あそこだけ妙に異質な印象。

 8曲目の「ディスコ・キッド」はシエナらしい躍動感と透明感のある明るい演奏で好感。ライブだというのも影響しているのは明らか。「シエナ!」って叫びはちょっと気恥ずかしい。


 ところで、1曲目の「20世紀フォックス・ファンファーレ」で、図らずも自分の嗜好を発見した。
 といっても、嫌いな音色を自覚したというはなし。
 大人数のクラリネットのつくり出す独特のもやもや感が、どうも私は気に入らないらしい。その直前まで直管系の金管が鳴ってたから、その対比のせいもあったのかもしれないけど。「ここまでは気持ちよく清々しいのにどうしてここでもっさりもやもやするんだー!!」って思ってしまう。あのもやもや感が曲中で必要な音色として適切に配置されてたのなら文句はないんだけど、そうは思えなかった。あれって原曲ではやっぱり弦なのかな。

 ※クラリネットの音色自体は嫌いではないので、そこのところよろしくです。

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