« 総理大臣になったら | トップページ | 完璧な、揺るぎなさ »

2005.05.21

フィラデルフィア管@みなとみらい

20日のフィラデルフィア管弦楽団の横浜公演を、アンサンブルの練習に行かずに聴きに行きましたすいません。>アンサンブルの皆様

去年聴いたニューヨーク・フィルや、一昨年聴いたシカゴ響とはまた全然色が違っていて興味深かったです。
フィラデルフィア管、一言で言うなら「整然とした」とか「スタイリッシュな」という印象。
弦が美しくて、管がそれに綺麗に重なる。ちょうど両手の指を組んでいくように。もちろん金管も。鳴っているけど、全然うるさくない。音の芯の部分があまり太くなくて、外側のパリパリした成分が多いのかな。飛んでくる音がそういう感じ。オケ全体として鳴ったときの気持ちよさはちょっと独特でした。
自分の好みからすると、満足感を得るためにはもうちょっと金管の音の芯の部分を聴きたいな、とは思うけど。でも、実際にそういう音で金管が鳴ったら、このオケでの気持ちよさは損なわれる気がする。むう。
管でオケの(それまで主に弦の司っていた)音色をガラリと変える、というタイプではないんですね、多分。曲によるのかもしれないけど。オケの音色の支配力は九割五分くらいが弦にある印象でした。管の音色もその弦の音色があくまでもベースにあるの。これはこれで良いと思います。

今日のプログラムはチャイコフスキー。
前プロはピアノコンチェルトの1番。ピアノはラン・ランという若手の男性ピアニスト。まだ22歳か…。
最近自分の中でコンチェルトの聴き方が変わってきてるのをあらためて感じながら聴きました。好演だったと思います。個人的にはもう一押し何か欲しいなー(注:金管の鳴りの件は別として)と思うんだけど、なんだろう。
そういえば、何だかやけにフルートの存在感が目立ってました。
ピアニストのアンコールは「朧月夜」。表現力のすごさを堪能しました。いいなーいいなー。素敵ー。
ちなみに終演後、彼のサインを求めてエントランスですごい行列ができてましたよ。
メインは交響曲第5番。
……って、先週土曜にも聴いたぞ(にやり)。いろいろ比較したり考えたりしながら聴いてました。クラリネットとホルンのソロが繊細で美しかったー。全体的にも、「繊細」とか「ロマンチック」とかそういう言葉が似合う感じの演奏でした。「優美」もありかな? ふんわりした優しい感じの印象が残ってます。
アンコールはスメタナの「売られた花嫁」。
最後まで整ったサウンドで、何だか耳が洗われたような気がしましたわ。
帰りがけ、ちょうど楽屋口の前を通ったので、出てきた団員さんに「いい演奏でした」と(英語で)一声かけて帰ってきました。


6月の中旬に、今度はシカゴ・ブラス・ソロイスツを聴きに行く予定。
プレリザーブで11月のチェコ・フィルの安い席も取れました。うふふふふふふ(にんまり)。


ちなみに、引っ越してきてよかったなーと思うのは、演奏会に行きやすいということもあるけど、何より帰りの交通機関の心配をそれほどしなくて済むこと。休憩時間にホワイエで、夜景を見ながらビール飲んでみました。帰りに運転する必要がないので安心して飲める(笑)。至福のひとときでした。

|

« 総理大臣になったら | トップページ | 完璧な、揺るぎなさ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12898/4212842

この記事へのトラックバック一覧です: フィラデルフィア管@みなとみらい:

« 総理大臣になったら | トップページ | 完璧な、揺るぎなさ »